EVの意味
EVとは、Electric Vehicleの略で、日本語では電気自動車と言います。
近年、資源制約や環境問題への関心の高まりを背景に、電気自動車が注目を集めています。
EVの仕組み
ガソリン自動車はガソリンをエンジンで燃焼させ、車を駆動させるのに対して、電気自動車は電動モーターで車を駆動させます。
バッテリー(蓄電池)
電気を蓄える装置で、鉛電池、ニッケル水素電池、リチウムイオン電池が実用化されています。
ニッケル水素電池、リチウムイオン電池は鉛電池よりエネルギー密度、寿命が優れています。(エネルギー密度が大きければ一充電走行距離も延びます)。
モーター(電動機)
電気を使用して車輪を回転させる装置で、直流電動機と交流電動機が使用されています。
一部の原動機付自転車には低価格のため直流電動機が使用されていますが、最近の電気自動車は小型軽量で、エネルギー効率のよい交流電動機が使用されています
。交流電動機でも永久磁石型同期電動機が主流です。
コントローラー(制御装置)
アクセルペダルと連動し、電池から供給される電気エネルギーを調整してモーターの出力をコントロールする装置です。
交流電動機搭載の場合は直流を交流に変換するインバーターも内蔵されています。
車載充電装置
バッテリーに電気を蓄える装置で、充電電源は通常200V30Aが用いられています。
EVの走行距離
現在販売されている電気自動車の最高速度は、約100km以上であり、高速道路走行も可能です。また、航続距離は約90km~400kmとされています。
ただし、走行以外にエアコンなどでも電気が消費されるため、特に冬場は航続距離が短くなるという課題もあります。
一方、利用者の1日の走行距離によっては、十分に日常で活用できる自動車であると言えます。
※性能は車種によって異なります。詳細は、メーカーにお問い合わせください。
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